ハビティえんす日記

人生100年時代、習慣を科学し人生の主導権を取り戻す。

イラっとした時に引きずらない対処方法は?その2

どんなに、理性的に対応しているつもりでも、自分の価値観と違うことが目の前で起こると、ついイラっとしてしまいます。言葉にしないまでも、頭の中で、なんでやねん、おかしいだろ!と思った瞬間、表情や態度にその反応が表れている筈です。

 

私自身も以前は、それは当たり前の事で、そもそも自分の判断が正しく、その基準に合わないことが起こると、苛立ちを感じることが日常生活においても結構ありました。

 

言葉を発しなければ、自分の頭の中だけで処理できるものだと考えていたが、それは間違いだということに気づきました。

 

頭の中で思い浮かんだ事は、その思いを完結させた時点で、口に出さなくても、言葉を発した時と同じ結果をもたらしているのです。

 

イラっとした事に対して、攻撃的な反応をすることはストレス防御の反応としては自然な事でありますが、外に向かう攻撃は、結局同じ量以上に自分に対する攻撃でもあり、自分のストレスを増加させる要因にもなっています。

 

だから、イライラをぶちまけてストレスを発散するというのは、同時に自分に対しストレスをぶつけているのと同じと言えます。

 

ではどのようにすると、イライラを受け流せるのかというと

 

「なんでこんな事をするんだ!   と思う人もいるよな・・・・」

「その対応はないだろ!   と思ったりする人もいるよな・・・・」

「その態度なんやねん!   と感じる人も世の中にはいるよな・・・」

 

という風に、言葉を付け加えるのです。自分ではなくて第三者がそう感じる人もいるよなという風に、頭で完結させると、自分がイラっとした事にならず、不思議と受け流せることが増えたような気がします。

 

そんな事を思っちゃダメとすると、逆にストレスがたまってしまうのですが、一旦心に浮かんだ思いを素直に受け入れた上で、第三者的に受け流す事を覚えると、何か自分の事ではなく処理できていることが多くなったような気がします。

 

是非試してみて下さい。