ハビティえんす日記

人生100年時代、習慣を科学し人生の主導権を取り戻す。

動物と同じ!?我々の食欲の習慣

週明けお仕事ご苦労様でした!

 

今日も激暑な一日でしたね。こんな日はおいしい夏野菜を食べて、元気をチャージしたいですね!

 

さて今日はとても興味深い話をインプットしたのでご紹介したいと思います。

 

もし我々が、お金を気にせず食べれる状態になったとしたら、毎日何を食べますか?

 

1回きりのことではなく、毎日というところがポイントです。雲丹やイクラ霜降りの牛肉、うなぎなどいろいろ思いついたのですが、毎日となったら、ちょっと考えます。それは改めて言われると感覚的に反応してしまうという事かもしれませんが、たぶんそれらのものを連続して食べたことを想像すると、体が途中で拒絶反応を示して、別の物を食べたいという欲求が生れるであろうという事が、容易に想像できます。

 

「食欲人」デイヴィッド・ローベンハイマー  スティーヴン・J・シンプソン著

によると、昆虫、捕食者やヒヒ、そして人間においても、同じように5大栄養素を一定の割合で取捨選択して食べているという事なのです。

 

最も欲求が高いのがタンパク質(主に肉や魚などから多く摂取できる)でこれは、本能的にも理解できます。その次に炭水化物、脂肪と続き、体を整える栄養素として、ビタミン、ミネラルが挙げられますが、おおよそタンパク質1に対し炭水化物2の割合を、求めて食品を選んで食べているということのようなのです。

 

昆虫で実験した時も、①その割合で栄養を摂取したケースと②タンパク質の比率を高くし炭水化物の比率を低くしたケース、③タンパク質の比率を低くし、炭水化物の比率を高くしたケースで実験を行った結果、 ①のケースが最も長生きし、②のケースは早死に ③のケースは昆虫ですら肥満になったとのことのです。

 

この研究結果は、人間に置き換えて、そんな食事ばかりが与えられたと仮定すると、そのような結果が出るのは本能的に連想できます。

 

さらに、問題なのはこれらの優先順位に基づいて、それらの栄養素が一定の割合まで取得できるまで食べ続けてしまうということなのです。

 

自分で振り返ってみた時、この前の人間ドックで体重は前年比5Kg以上落ちたのですが、血圧が今までで一番高かったという事があり、原因は何かと考えた時、ナッツ類がいいという事だったため、最近毎日ピーナッツを食べていたという事が挙げられます。

 

ほんのりうす塩という名前のもとに、食べる頻度も増えていたということもあり、今回の人間ドックでの唯一の心残りで、反省点となり、その後食塩不使用のピーナッツを食べるようになったのですが、何となく物足りなく、塩分を本能的に求めている事が体の欲求からわかりました。

 

続く