仕事の成果に関するストレス
2つ目は、仕事の成果に関するストレスです。仕事をする以上、何かしらの結果を求められるのが常です。
よほどの特殊な能力がある人や特別な約定を結んでいる人でない限り、求められた成果を全く果たさないまた果たそうとしない人は何らかの改善を求められるものであります。
求められる成果は、その仕事の難易度によっても異なりますが昨今は、見える化によって成果を定量的に計測できる数値として求める傾向が強くなってきています。
そうすると、求められる成果に対する進捗がストレスとなります。
ただ、この成果に対するストレスは、比較論で言うと他のストレスに比べると対処がしやすいといえます。
まずこの求められた成果に対して行動を起こすかどうかを決めるところから全ては始まります。
この求められた成果に対しての行動を起こさない場合のリスクを天秤にかけて行動するかどうかを決定します。
人は面倒な事はしたくないし、現状維持をしたがる傾向にありますが、この求められた成果によって発生するストレスが1つの行動を生むきっかけともいえます。
また、求められた成果に対して、自分自身がどれだけ行動できたかを、自分自身が判断できるために、結果に対して自己評価がしやすい。
求められた成果の難易度が非常に高く、達成できなければ、会社をクビになったり、報酬が激減したりする場合は、そのストレスも大きなものになるであろうがそれもわかった上で、その環境に飛び込んだのであれば、ある意味、納得いく結果かもしれません。
だから、その求められた成果を達成しようと自分が決めたのであれば、その成果達成のために今自分ができることを日々繰り返すだけです。
ただ、そのことだけを毎日やっていれば良い訳ではなく、様々な出来事が降りかかってきます。
それはあなただけではなく、誰もが同じ環境なのです。
でも、自身が重要度と優先度が高いと判断したのであればその優先度に従って日々やるだけです。
人は、結果(成果)よりも進捗が進んでないことに対しての不安やストレスを多く感じるように思えます。
続く