ハビティえんす日記

人生100年時代、習慣を科学し人生の主導権を取り戻す。

7月の体験の習慣

もうすぐ夏休み! なぜか社会人になってもこの時期ワクワクしますよね!

 

なぜ、こんなにワクワクするのかを考えてみると、この時期の記憶はいろんな事を鮮明に覚えています。昨日も人間は新しい刺激のあった記憶しか残らないという話をしましたが、7月は小さいころからの記憶がたくさん残っている月です。たぶん、12月と1,2位を争う月のような気がします。

 

たぶんそれは、それだけ刺激のある新しい記憶がたくさんあったのかもしれませんね。

 

さて、今日は炎天下で灼熱の1日でしたが、そんな中、ちょっとした体験の話をしたいと思います。

 

今日こそは、パンクしていた自転車を何とか修理しなくちゃと、卓球の練習から戻ってきてから、午後、ネットで自転車屋さんをさがしましたが徒歩10分圏内にはなく、仕方なく一番近い、徒歩20分の自転車屋さんまでとぼとぼと歩いていきました。

 

今日は私の住んでいる街でも、赤道直下を思わせるような灼熱の日差しで、滝のような汗が流れていました。そこで待っていたのは、自分母のような女店主が切り盛りしている街の自転車屋さんでした。

 

最初、店番をされているだけかなと思っていたら、自転車をヒョイと持ち上げ、修理を始めたのです。私の自転車は単にパンクしているだけなく、チューブがいかれていて、チューブ自体の取り換えが必要なレベルとのことでした。ずっと長い時間自転車を引っ張ってきたのがよくなかったらしい。

 

久しぶりに、自転車屋さんで、ずっと作業を見ていました。自転車の修理は学生の時は結構ありましたが、社会人になってからは数年に1回のレベルでした。特に車輪を取り外してチューブ自体を入れ替える作業は久しぶりで、自分の母のような年齢の方が、重い自転車を何度も持ち上げたり、硬いボルトをつけたりはずしたりするのは申し訳ないなと思うと同時に、職人さんとしての手際のよい作業をみているのは、なんか工場見学をしているような、楽しい感覚になりました。

 

なんでも、自転車屋さんは儲からないらしく、街の自転車屋さんはどんどん閉店しているらしく、このあたりでも殆どないということらしい。この前は1時間近くかけてもってきた人もいるとの事。今回の作業も新しいチューブ代+わずか400円弱の工賃で、炎天下の中30分近く作業してもらって本当に申し訳ないような気持ちになりました。

 

なんでもお店を開けているのは気まぐれで、日曜は午後実質3時間ぐらいで、あなたはラッキーだと言われました。

 

今はたまにしか自転車を使いませんが、毎日使う人にとっては死活問題で、これだけ自転車に乗る人がいるのに、自転車屋さんがないというのはなんでなんだろうと思いました。ニーズがあるのに、商売としての需要と供給のアンマッチの関係で、供給側の人が少ない問題は保育関係や、介護関係と似ているのかと思いました。

 

でも、お話しながら扇風機とうちわで作業を見学したこの時間は、たぶんまた記憶に残る体験になったような気がしました。ありがとうございました!