あなたは、自分という乗り物のパイロットだ。
この自分と言う乗り物はなかなか乗りこなすのが難しい。ずっと一緒にいるはずなのに毎日コンディションが違う。
あなたは、丸1週間何の予定もないとしたら、一体何をして1日を過ごすでしょうか。
いや、1週間と言わず、1日でもいい。
人は何か行動するときにどうやって決めているのだろう。
行動するか、何もしないか、この決断によって行動が決まっていくのだ。
ルーティーンとして決まっていることや、前もって予定されていたことについてはやらざるを得ないために行動しているが、何の予定もなければ、全てはあなたはどう決断するかによってその日の行動は決まる。
このフラットの状態において、どんな決断をするのかが非常に重要なことだいうことは誰もわかっているが、その決断に重大な影響をもたらすのがその時の気分である。
これは精神論的なものではなく、まさにフラットな状態の時に気分が悪い(例えばだるい、胃もたれがする。お腹が張っているなど)ときには意欲的な行動を起こす力がわかない。
一方でフラットな状態で体に負荷がかかっていないと何か新しい行動や意欲的な行動にチャレンジする確率が高くなる。
結局この違いはどこから生まれるのか。
これに大きな影響を及ぼしているのが腸内細菌から大量に分泌される情報伝達物質である。
腸内細菌に、適切な栄養分が常に行き渡り善玉菌優位の腸内フローラが形成されていれば、常に良い状態の情報伝達物質が体の中を巡り続けるのです。
私たちは自分と言う肉体を日々動かしているパイロットなのです。だから自分と言う乗り物を過信せず、常に整備しメンテナンスしないと整備不良で思わぬ方向に行ってしまうことを自覚しなくてはなりません。