人生を生きる上で、自分と如何につきあうのか?という視点が大切だということがわかってきた。
自分を第三者的に捉え、自分が喜ぶことは何か、自分がストレスがかかる事は何かを知る事で自分という他人をいかにうまくコントロールできるのかを理解する事ができる。
私たちはつい、自分を相対的に後回しする事で謙遜する文化がある。特に日本人はそれが美徳とされるようなところがあるような気がする。でも、こんな変化が激しい、現代社会の中では、自分のケアをしない=強烈なストレスを日々浴びているという認識をもたなくてはならない。
自分も他人と同じようにケアしなくてはならない。
その中で、日常の中でできる事はなんだろうと考えた時に、ちょっとした事で自分を褒めるという事が非常に大切です。
自分を褒める=自己肯定感を高めることに他なりません。
でも、日常生活において、自分を褒めることがそうそうあるだろうか?と考えてしまうかもしれません。私も以前はそうでした。全くその発想はなかったし、こんな事で、自分を褒めてはいけないというような強迫観念があったように思います。
でもそれは、自分に対する攻撃、そしてそれがストレスとなって積み重なっていくのです。
自分を褒めるには特別な事は要りません。
朝、決まった時間に起きれた。決まった時間に家を出発できた。おいしく朝食を食べることができた。奥さんに、おはようと言えた。などどんな些細な事でも、自分を褒めてみましょう。それは自分に対する貯金のようなものです。一つ褒めるとチャリーンと自分という他人に貯金することになります。だから、自分を褒める事が多ければ多いほど貯金額が増えて自己肯定感が高まります。些細な事を計画、実行し、実現させ、自分を褒めるというこのサイクルを繰り返す事が、恒常的に自己肯定感を高め、日常においてストレス耐性を生み出すポイントではないかと考えます。
是非試してみて下さい。