ハビティえんす日記

人生100年時代、習慣を科学し人生の主導権を取り戻す。

緊張と向き合う習慣

新緑

緊張した場面に向き合うことって日常でどれだけあるでしょう。

 

私は競技卓球をやっており、特に大きな大会や試合で、緊張した場面に向き合うことがあります。昨年初めて出場した全日本ラージボール卓球選手権では、手が震えてサービスが出せないという極度の緊張感を初めて味わいました。

 

それから、緊張とうまく付き合うには?という事を真剣に考え始めました。

 

メジャーリーグドジャースに気の力を取り入れた藤平信一先生著 の「心と体が自在に使える 気の呼吸」で通常通りのパフォーマンスが出せない理由として、負けられないとか、絶対勝ちたいとか、よけいな意識に気がいっている=あがっているということなのだということでした。

 

確かに勝つときは、相手を冷静に受け止めて、空気を読んで落ち着いている時はとてもいいパフォーマンスができる。それがこの相手には勝てるかもしれないとか、余分な事を考え出したとたんに、体が動かなくなって負けてしまうことがよくあります。

 

気持ちを安定させる方法として、呼吸法は本当に有効です。とにかくふーっと自分が気持ちいいぐらいの感覚で息を吐き、ゆっくりと息を吸うことを繰り返すと冷静になってくる事がわかってきました。自分なりにいろいろ検証した結果、アドレナリン全開の時よりも、冷静で周りがよく見えている時が一番パフォーマンスがいい。

 

この緊張って良くないことかと思っていましたが、緊張しない時はパフォーマンスはあまりよくないのです。一旦緊張して、それをうけとめて冷静に消化した時に、一番いいパフォーマンスが発揮できます。

 

これは日常においても同じ事が言えます。仕事や日常においても、緊張する場面に出くわします。緊張するという事は、ある意味それが重要な事だと認識している事に他なりません。一旦緊張を受け入れて、冷静に処理できれば、より高いパフォーマンスを実現できると考えれば、緊張の局面も悪くないのかなと考えられるようになりました!

 

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます!